セルアニメ版構想
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 01:49 UTC 版)
「きかんしゃトーマス シーズン毎制作史」の記事における「セルアニメ版構想」の解説
1973年に『汽車のえほん』のファンであったイギリス人劇作家、作曲家のアンドルー・ロイド・ウェバーがアメリカ資本・イギリス製作で、ミュージカル仕立てのセルアニメシリーズとしての『汽車のえほん』の映像化を出版社に持掛けた。アンドルーはウィルバートらと良好な関係を構築しようと試みたが、製作費を調達するために出版社に出版権などの譲渡を要請したことから関係に溝ができ、パイロット版の制作に至るも、当時イギリス国外ではシリーズ制作に必要な時間と資金を投じるだけの人気がなかったこと、アンドルーが1976年上演ミュージカル『エビータ』を成功させ舞台制作に活動範囲を絞ることとなった為、映像化計画は見送られた。 但し、アンドルーは1977年に『汽車のえほん』に登場する「Really Useful Engine」(役に立つ機関車)というフレーズを捩った「Really Useful Group」という会社を設立した他、1984年には擬人化した鉄道車両が登場するミュージカル『スターライトエクスプレス』を製作、上演した。
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