精の霧雨【セイノキリサメ】(草花類)
登録番号 | 第14438号 | |
登録年月日 | 2006年 8月 22日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精の霧雨 よみ:セイノキリサメ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「はやぶさ」に6月咲白色系小ギクを交配して育成されたものであり、花は黄白色のやや小輪で切花向きの品種である。開花時の草丈は長、節間長はやや短、茎の太さは細、色は紫である。たく葉の大きさは小、葉の着き方は上向き、葉長、葉幅、葉の縦横比及び光沢は中、一次欠刻の深さはかなり深、基部の形は凹、表面の色は中である。花房の形は凹形、花の数は中、舌状花の重ねは一重、管状花のタイプはデイジータイプ、花の大きさはやや小、厚みは低、花首の長さはやや短、花たくの形は平らな円錐状である。舌状花の多少はかなり少、向きは水平、主要な形は平弁、花筒部の長さは短である。外花弁の長さは短、幅は狭、花弁先端の形は丸、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の表面及び裏面の色は黄白 (JHS カラーチャート2501)である。花盤の大きさはかなり小、未開花部位の色は黄緑、開花した部位の色は黄、中央暗色スポットは無、管状花の花冠の深裂の程度は小である。生態分類型は夏秋、開花の早晩性はかなり早である。「海辺」及び「水草」と比較して、茎の色が紫であること、舌状花の向きが水平であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成11年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「はやぶさ」に6月咲白色系小ギクを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- 精の霧雨のページへのリンク