セイカレンシー【セイカレンシー】(草花類)
登録番号 | 第15029号 | |
登録年月日 | 2007年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | セイカレンシー よみ:セイカレンシー | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の秋咲緑色系ポンポン咲スプレイギクどうしを交配して育成されたものであり、花は黄白色のやや小輪で切花向きの品種である。開花時の草丈はやや長、節間長は中、茎の太さはやや細、色は緑である。たく葉の大きさは中、葉の着き方は上向き、葉長は長、葉幅はやや広、葉の縦横比はやや大、光沢は中、一次欠刻の深さは深、基部の形は平、表面の色は中である。花房の形は円錐形、花の数はやや多、舌状花の重ねは露心する八重、花の大きさはやや小、厚みは低、花首の長さはやや短、花たくの形は平らな円錐状である。舌状花の多少はやや少、向きはやや下垂、主要な形は平弁、2次的な形はさじ弁、花筒部の長さは短及び中である。外花弁の長さは短、幅は中、花弁先端の形は丸、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁及び内花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2901)である。管状花の花冠の深裂の程度はかなり小である。生態分類型は秋、開花の早晩性はやや晩である。「ユーロ」と比較して、舌状花の向きがやや下垂であること、舌状花の2次的な形がさじ弁であること等で、「フェロー」と比較して、たく葉が大きいこと、葉基部の形が平であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成11年に出願者のほ場(広島県福山市)において、出願者所有の秋咲緑色系ポンポン咲スプレイギクどうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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