スーパー・パトリオット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 03:15 UTC 版)
「U.S.エージェント」の記事における「スーパー・パトリオット」の解説
ウォーカーは退役後に友人から、人々に超人的な能力を与えた謎の人物“パワー・ブローカー”について知らされ、彼との接触に成功。そこで友人と2人で放射線療法を受け、超人的な能力を得た。そしてパワー・ブローカーへの借金返済と恩義のため、無制限級レスリング協会に選手として参加するつもりだったが、マネージャーになるイーサン・サームに会い、彼からプロレスラーではなく、キャプテン・アメリカに代わるヒーローとして国のために働くことを薦められると、サームの資本提供や衣装デザイン・アメリカ中での愛国的な集会とコミュニティサービスなどの支援を受け“スーパー・パトリオット”としてデビューした。 ここまでの宣伝活動で、アメリカと自身のイメージアップを果たしたウォーカーだったが、セントラル・パークでの集会では、キャプテン・アメリカを時代遅れだと公に批判したことに加え、「攻撃してきた過激派サポーターの“バッキーズ”(ボールド・アーバン・コマンドーズ)を打ち負かす」という密かにリハーサルされた危険なパフォーマンスを行なっており、それを知ったスティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ本人の抗議を受けるも拒否し、逆にロジャースへ挑戦状を叩き付けた。 ウォーカーは、挑戦を拒否し続けるロジャースに自ら攻撃して決闘を誘発させると、長い激戦の結果は引き分けに終わった。だが、ウォーカーはロジャースに勝利したと思い込んで歓喜した。 後日ウォーカーは、ワシントン記念塔の頂上で核兵器を爆発させると脅迫するテロリスト“ウォーヘッド”に立ち向かい、戦闘に勝利して爆破を食い止めることに成功。この功績を高く称賛されたウォーカーは、民衆の間で英雄として称えられ、一躍有名人になると、ワシントン・ポストや全国テレビに出演し、自らを“アメリカの未来”であると主張。大統領顧問を務める“超人活動委員会”のヴァレリー・クーパーの注目も得た。
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