スポーツ・イラストレイテッドの表紙を飾る
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「ブライス・ハーパー」の記事における「スポーツ・イラストレイテッドの表紙を飾る」の解説
アメリカ合衆国最大手スポーツ雑誌『スポーツ・イラストレイテッド』は、2009年6月8日号において、表紙にハーパーを掲載した。NBAファイナル、NHLスタンレーカップといった主要スポーツイベントの期間中に、アマチュア野球選手が同誌の表紙を飾るのは異例のことだった。同誌は、「570FOOT HOME RUNS(570フィート=約173.7mのホームラン)」「96MPH FASTBALL(96mph=約154km/hの速球)」「16 YEARS OLD(16歳)」という謳い文句でハーパーを紹介し、「BASEBALL'S CHOSEN ONE(野球界の選ばれし者)」と称した。また、同じく高校時代から抜きん出た存在であり、高校時代に同誌の表紙を飾ったこともあるNBAクリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェームズを引き合いに出し、ハーパーを「野球界のレブロン・ジェームズ」と称した。 自身が表紙を飾ったことを受けて、ハーパーは「信じられない」と語っているが、一方では「18歳か19歳になる頃には、メジャーリーグでプレーしたい」、「いつかニューヨーク・ヤンキースでプレーして殿堂入りしたい」と語り、自信を漲らせていた。 2011年のMLBドラフトで全体1位指名が有力視されていたが、代理人スコット・ボラスのアドバイスを受けたハーパーの家族は、当初の予定より1年早い2010年のMLBドラフトでの指名を模索。その結果、2009年夏に一般教育修得程度試験(G.E.D)を受験し、秋からは2年制のサザン・ネバダ大学(英語版)に進学(飛び級)することになった。2010年のシーズンは66試合で打率.443、31本塁打、98打点、OPS1.513を記録。その活躍が評価され、最優秀アマチュア選手に贈られるゴールデンスパイク賞を受賞した。
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