スペインと南米の頌歌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 14:16 UTC 版)
スペイン語圏では、チリの詩人でノーベル文学賞受賞者パブロ・ネルーダが頌歌を復活させた。ネルーダは概念、生命のない物体、果実、野菜、そして生き物の全種類のために頌歌を作った。ネルーダは、それまで詩が対象にしたことがない、普通でありきたりのものにスポットをあてた。ネルーダの頌歌の多くは、『ありふれたものへのオード(Odas elementales)』(1954年)、『新・ありふれたものへのオード(Nuevas Odas Elementales)』(1956年)、『Navegaciones y regresos(航海と帰郷)』(1959年)に収められている。ネルーダの頌歌は広く世界中に翻訳され、学生や若い詩人たちの間の頌歌人気に貢献している。ネルーダの頌歌の対象には、トマト、猫(『Oda al Gato』(en:Oda al Gato))、ワインなどがある。
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