スナップから見られる変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 16:03 UTC 版)
「ゴシック・アンド・ロリータ」の記事における「スナップから見られる変遷」の解説
2008年2月に発行された『ゴシック&ロリータバイブル ブドワール』では、過去に『KERA』、『KERA マニアックス』、『ゴシック&ロリータバイブル』に掲載されたスナップを再編集した「Gothic&Lolitaファッションの歴史がわかる!! SNAPヒストリー1998年〜2008年」という特集が組まれた。それによると各年のゴシック・アンド・ロリータの特徴は次のようにまとめられている。 創世記(1998年 - 2000年) 『KERA』VOL.3 -25、『Gothic&Lolita Bible』VOL.1、『KERAマニアックス』VOL.1 この頃はゴシック・アンド・ロリータブランドが少なかったため、ヴィヴィアン・ウエストウッドやジェーン・マープルなどのブランドに手作りしたヘア・アクセサリーやスカート、ジャケットなどのアイテムを合わせる者が多数いた。また、楠本まきの漫画作品『KISS xxxx』の主人公「かめの」に憧れる者も多かった。 2001年『Gothic&Lolita Bible』VOL.2 - 3 街にはピンクの甘いロリータ・ファッションよりも黒や白のゴシック・アンド・ロリータを着た者が多かった。 2002年『Gothic&Lolita Bible』VOL.4 - 7 女性の王子スタイルが見られるようになった。 2003年『Gothic&Lolita Bible』VOL.8 - 11 ゴシック・アンド・ロリータを基調とする様々なファッション・スタイルが発生し、フェティッシュやサイバーと合わさったものも現れた。 2004年『Gothic&Lolita Bible』VOL.12 - 15 『下妻物語』が映画化されたことで、アンダーグラウンドなファッションであったロリータやゴシック・アンド・ロリータが世間に知られるようになり、主人公の桃子のスタイルをまねてピンクの甘ロリに日傘が多く見られた。 2005年『Gothic&Lolita Bible』VOL.16 - 19 和ゴス、和ロリなどが流行り、チャイナや和のテイストをミックスしたQutie Frash、和の素材やカッティングのdespairなどの人気が上昇した。 2006年『Gothic&Lolita Bible』VOL.20 - 23 ゴシック・アンド・ロリータの頭モノとしてそれまで主流であったヘッドドレスにかわって、リボンカチューシャの着用者が増えた。 2007年『Gothic&Lolita Bible』VOL.24 - 26 前年頃一部のギャルから派生した姫ロリがブレイクした。
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