スタークイーン【スタークイーン】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10617号 |
登録年月日 | 2002年 9月 30日 | |
農林水産植物の種類 | ばれいしょ | |
登録品種の名称及びその読み | スタークイーン よみ:スタークイーン |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 北海道、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 北海道札幌市中央区北三条西6丁目、茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 伊藤武、村上紀夫、松永浩、千田圭一、関口建二、池谷聡、今友親、三井康、相場聡 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「Atlantic」に「Cherokee」を交配して育成された固定品種であり、いもの形状は扁球形、皮色は白黄、肉色は黄白、そうか病抵抗性及びジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有する調理向きの品種である。叢性は中間型、個重型・個数型の別は個重型、茎の長さ及び太さは中、茎色は1次色が緑、2地色が赤紫、分枝数は中、葉色は緑、小葉着生の粗密、葉の毛茸及び花の数は中、花色は赤紫系、ふく枝の長さは短、いも着生の深浅は浅、長短及び扁平度は中、形は扁球形、皮色は白黄、目の深浅はやや浅、肉色は黄白、休眠期間はやや短、枯ちょう期は中、早期肥大性はやや速、上いも重は中、上いも数はやや少、上いも平均1個重は中、肉質はやや粉、葉巻病抵抗性は弱、Yモザイク病抵抗性は弱、疫病抵抗性推定遺伝子型はR1、疫病圃場抵抗性は弱、そうか病抵抗性はやや強、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性推定遺伝子型はH1である。「男爵薯」と比較して、茎の長さが長いこと、肉色が黄白であること、そうか病抵抗性が強いこと等で、「農林1号」と比較して、花色が赤紫系であること、肉色が黄白であること、そうか病抵抗性が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和63年に北海道立根釧農業試験場(標津郡中標津町)において、「Atlantic」に「Cherokee」を交配し、平成元年にその実生個体選抜、2年に第二次個体選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、6年から生産力検定試験、特性検定試験を行い、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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