ジュニア王者としての飛躍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:23 UTC 版)
「土方隆司」の記事における「ジュニア王者としての飛躍」の解説
2007年3月、世界ジュニア王者の中嶋勝彦に挑戦表明。一度は"brother"YASSHIに挑戦権を横取りされたが、5月に遂に中嶋との王座戦が決定するも敗北。同年7月に当時三冠王者の鈴木みのるに弟子入りを志願した。 2008年3月、ジュニア・タッグリーグ戦で中嶋勝彦とのコンビで優勝し、その勢いのままシルバー・キングの持つ世界ジュニアベルトに挑戦表明した。4月29日にシルバー・キングとの対戦に勝利し、世界ジュニアヘビー級王座チャンピオンとなった。試合後は、挑戦者にカズ・ハヤシを逆指名し、神戸での選手権試合を約束。そして5月25日、カズを下し初防衛に成功した。 6月28日、二度目の防衛戦では元IWGPジュニアヘビー級王者のエル・サムライを腕ひしぎ逆十字固めでギブアップ勝ちを納め、2度目の王座防衛に成功。しかし2008年度のジュニア・ヘビー級リーグ戦では王者ながら優勝どころか決勝進出すら出来ず、キャリア1年半のKAIが優勝するという結果に終わった。さらに8月31日の両国大会で優勝者のKAIによる土方への王座挑戦が決定。KAIとはベルトを巻いてから変則マッチながらフォール負けを喫したり、ジュニアリーグでは引き分け。誰もがKAIの王座奪取を予想したが王者の意地、そしてキャリア10年という長い道のりをキャリア1年半のKAIに見せつけ3度目の防衛に成功した。試合後、「自分の目先を少し外に向けてみたくなりました。『ベルトを通行手形に』は言いません。『挑戦したい』この言葉が通行手形です。全日本プロレスのリングでオレは待ってます!」と団体外へアピールした。そのアピールに応えるように、元全日ジュニアでプロレスリング・ノアの丸藤正道が土方へ挑戦を表明した。丸藤は、埼玉栄高校で土方の一学年後輩に当たる。 9月28日、丸藤に敗れ世界ジュニアヘビー級王座から陥落。
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