ジャナンダ島編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 00:17 UTC 版)
新たな力を獲得しようと密林を目指すフシとピオランは、手違いから、罪人とその家族を隔離するジャナンダ島へ送られてしまう。フシは手違いを犯した張本人である少女トナリから、島を出るには、島長を決める闘技場で優勝するのが唯一の方法だと告げられ、訳も分からず出場し、バトルロイヤルを生き残り、勝ち抜きの本戦へ進出する。トナリはフシを島長に仕立て、仲間と共に脱出しようと企てていた。一方的なトナリにフシは反抗するが、結局成り行きで戦いに出場し、順当に勝ち上がった。その途中で、かつて自身を助けたパロナの姿を獲得、彼女の死を知った。残すは決勝戦というところで、ノッカーが島に現れる。一部の情報を奪われたフシは苦戦するが、トナリたち島民の力を借りて勝利し、奪われた情報を取り戻した。これをきっかけにトナリたちとも和解し、彼らと協力して島からの脱出を図る。ついに決勝戦、その相手はフシを追い島へやってきたハヤセだった。多彩な力を持つフシ相手に、ハヤセは熟練の技術と毒を用いて勝利した。そして、島長の権利をトナリに譲渡するのを条件にフシを手に入れる。トナリたち子供とピオランは島を脱出し、フシは囚われの身となった。しかし、トナリはフシを助けようと、1人島へ舞い戻る。2人は無事に落ち合うが、再びノッカーの襲撃。ノッカーは島の死体を操り、ゾンビの如く攻撃を仕掛けた。フシと島民は必死に応戦するが、多くの死者を出してしまう。事後、フシはハヤセを縛って連れ、島を離れた。海上で縛ったままのハヤセを置き去りにし、フシは1人で陸へ上がった。その後、ハヤセは生き残っていたノッカーに襲われる。フシは道中で再会したピオランと共に旅立つが、彼女は老いに犯されていた。ピオランはフシにのみ見える観察者に、フシの傍で生まれ変わりたいと告げて、息を引き取った。
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