2,5-ジケトピペラジン
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/20 00:41 UTC 版)
2,5-ジケトピペラジン(英: 2,5-Diketopiperazine、2,5-DKP)は化学式(NHCH2C(O))2で表される、二つのアミノ酸がペプチド結合により六員環ラクタムを形成した環状有機化合物である。 最小の環状ペプチドであり、三次元構造が完全に解明された初のペプチドである。1938年にカリフォルニア工科大学のロバート・コリーによるX線結晶構造解析を用いた研究で、ペプチド結合を有する物質として初めて特定された[1]。
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