ラクタムとは? わかりやすく解説

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ラクタム【lactam】

読み方:らくたむ

環式化合物で、環状部分に-NHCO-を有するもの。分子内でアミノ酸アミド基カルボキシル基とが脱水反応によって環状アミド生成したもの。カプロラクタムペニシリンなどがある。


ラクタム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/17 14:49 UTC 版)

ラクタム(lactam)は、カルボキシ基アミノ基が脱水縮合した形を持って環を成している化合物の総称で、環の一部に-CO-NR-(Rは水素でもよい)を含む。語源はラクトンアミドの合成。アミノカルボン酸の分子内環状アミド、と言い換えることもできる。


  1. ^ Spencer Knapp, Frank S. Gibson Organic Syntheses,Coll. Vol. 9, p.516 (1998); Vol. 70, p.101 (1992)


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ラクタム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 04:19 UTC 版)

IUPAC命名法」の記事における「ラクタム」の解説

ラクタム(-NH-CO-(CH2)n-、閉じた構造)(lactam) は、環を構成する炭素数を前に出し炭素数が等しアルカン語尾lactamをつけることでその名を得る。 − NHCO − ( CH 2 ) 5 − {\displaystyle {\ce {-NH-CO-(CH2)5{-}}}} (閉じた構造)〔慣用名 ε-カプロラクタム〕 6-ヘキサンラクタム (6-hexanelactam) また、含窒素環の環状ケトンとしても命名できる。その場上記のラクタムは、アゾカン-2-オン (azocan-2-one) となる。

※この「ラクタム」の解説は、「IUPAC命名法」の解説の一部です。
「ラクタム」を含む「IUPAC命名法」の記事については、「IUPAC命名法」の概要を参照ください。

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