ヘブンスそのはらSNOW WORLDとは? わかりやすく解説

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ヘブンスそのはらSNOW WORLD

(ジェイ・マウンテンズ・セントラル から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/15 13:40 UTC 版)

ヘブンスそのはらSNOW WORLD
ロープウェイ(ゴンドラ)山麓駅前
所在地 〒395-0304
長野県下伊那郡阿智村智里3731-4[1]
座標 北緯35度27分19秒 東経137度40分7秒 / 北緯35.45528度 東経137.66861度 / 35.45528; 137.66861座標: 北緯35度27分19秒 東経137度40分7秒 / 北緯35.45528度 東経137.66861度 / 35.45528; 137.66861
正式名称 富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはら[2]
運営者 ジェイ・マウンテンズ・セントラル[1][3][4]
開業日 1996年8月8日[1][3]
標高 1600 m - 1375 m
標高差 225 m
最長滑走距離 2000 m
最大傾斜 30
コース数 5本
コース面積 14 ha
索道数 6本
テレインパーク なし
公式サイト mt-heavens.com/winter
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ヘブンスそのはらSNOW WORLD(ヘブンスそのはらスノーワールド)は、長野県下伊那郡阿智村にあるスキー場である。通称ヘブンスそのはら[5][6][7]

また、冬季も含めた通年営業を行っており[5]、公式ウェブサイトの名称や冬季以外での施設名称は富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはら(ふじみだいこうげんロープウェイ ヘブンスそのはら)と表記される[2][8]

麓から「富士見台高原ロープウェイ」に乗ることでゲレンデに着く。当スキー場の特徴としては開業当初以来スキーヤーオンリーを貫いており、ホームページでもそのことを強調していた[9]が、2024-2025シーズンよりスノーボートも滑ることができるようになった。[10][11]

沿革

  • 1996年平成8年)8月8日 - 阿智村などの出資する第三セクター、阿智総合開発株式会社により開業[1][3]
  • 2006年(平成18年) - 投資ファンドによりスキー場再生事業会社として設立されたジェイ・マウンテンズ・グループ株式会社が買収。
  • 2012年(平成24年) - 夜の星空観賞を目的としたツアー「天空の楽園 日本一の星空ナイトツアー」を開始[9]
  • 2019年令和元年)5月11日 - 「同時に天体観測を行った最多人数」として2640人のギネス世界記録を更新[2][9][4][6][7][12]

冬季営業

コース

コースの詳細は、公式サイトのゲレンデ情報を参照。

初心者向け
  • エンジェルコース
  • ミルキーコース
  • りんどうコース
中上級者向け
  • パノラマコース
上級者向け
  • トリッキーサウスコース
スノーシューコース
  • いわなの森スノーシュー
  • 富士見台高原スノーシュー(スキー場管理外コース)
その他
  • キッズワールド(そり・雪遊び専用)

星空ナイトツアー

2012年より星空の天体観測ツアーとして「天空の楽園 日本一の星空ナイトツアー」を実施している(有料)[4][5]。スキー場の冬季営業期間中にも実施される。ツアーの詳細は、公式サイトを参照。

リフト

ロープウェイ(ゴンドラ)

当スキー場内にはゴンドラが設置されており、冬季以外での名称は「富士見台高原ロープウェイ」が使用される[3]

  • 全長(傾斜長):2549メートル[1][3]
  • 高低差:611メートル[3]
  • 最大勾配:34度8分[3]
  • 走行方式:単線自動循環式[3]
  • ゴンドラ(搬器)
    • メーカー:CWA(開業当初から使用)[3]
    • 定員:12人(座席は設けておらず、立ち乗りのみとなる)[3]

リフト

第2クワッド(635m、206m)
  • ペアリフト3基
第3ペアリフト(465m、157m)
第4ペアリフト(290m、35m)
第6ペアリフト(85m、25m) 
第7ペアリフト(219m、102m)

富士見台高原ロープウェイを含む一部のリフトは通年運用されている。また、第1(558m)と第5(169m)は、免許申請のみで建設されず欠番となっている。

施設

ロープウェイ(ゴンドラ)山麓駅

普通車約2000台分の駐車場が用意されている。

マウンテンロッジ

センターハウス

  • レストラン(席数:300席)
  • パトロール・救護室
  • リフト券売所
  • ロッカー
  • トイレ

設計者

第三セクターである阿智総合開発株式会社設立直後の1990年から阿智総合開発に請われスキー場の基本計画を練り、コース設計やゴンドラ・リフトなどの配置計画・設備選定などスキー場開設に向むけた実行計画策定から届出申請のほぼすべてをひとりで行った陰の功労者は、飯田市在住で元飯田スキークラブ会長であった山縣淳一である。 開業後はスキー場の運営基盤整備にも尽力しその後引退した。

アクセス

路線バスはスキー場内への乗り入れがなく、以下の交通手段となる。

自動車
高速バス
その他

脚注

  1. ^ a b c d e 国土交通省鉄道局 (監修)『令和三年度鉄道要覧電気車研究会、2021年10月1日、372頁。ISBN 978-4-88548-134-5 
  2. ^ a b c “日本一の星空”長野県阿智村が「折り紙で作った星の最多展示数」でギネス認定!巨大モザイクアートが公開中”. ウォーカープラス (2021年3月26日). 2022年3月20日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j 中島信『絶景!日本全国ロープウェイ・ゴンドラ コンプリートガイド』扶桑社、2017年9月10日、90-91頁。 ISBN 978-4-594-07781-5 
  4. ^ a b c JALふるさとプロジェクト 事例研究(キーパーソン) 長野県阿智村 白澤裕次 - 日本航空
  5. ^ a b c d “【日本再発見 たびを楽しむ】ヘブンスそのはら(長野県阿智村) 手が届きそうな「日本一の星空」”. 産経ニュース. (2017年7月31日). https://www.sankei.com/article/20170731-MV4V6WE7VBN7LIXQTBQBTCOZ7Q/ 2022年3月20日閲覧。 
  6. ^ a b “2640人見た 阿智の星空「世界一」”. 北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ(信濃毎日新聞). (2019年5月12日). https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000019515 2022年3月20日閲覧。 
  7. ^ a b “阿智村で天体観測ギネス記録更新”. 南信州新聞. (2019年5月13日). オリジナルの2019年5月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190513095026/https://minamishinshu.jp/news/local/%E9%98%BF%E6%99%BA%E6%9D%91%E3%81%A7%E5%A4%A9%E4%BD%93%E8%A6%B3%E6%B8%AC%E3%82%AE%E3%83%8D%E3%82%B9%E8%A8%98%E9%8C%B2%E6%9B%B4%E6%96%B0.html 2022年3月20日閲覧。 
  8. ^ 広報あち お知らせ版 平成29年10月号” (PDF). 阿智村役場. p. 5 (2017年10月). 2022年3月20日閲覧。
  9. ^ a b c 冬〜Winter Season | 富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはら”. mt-heavens.com. 2018年12月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月15日閲覧。
  10. ^ 阿智村「ヘブンスそのはら」、スノーボード全面解禁でシーズン営業始まる”. 飯田経済新聞. 2025年4月15日閲覧。
  11. ^ お知らせ”. mt-heavens.com. 2025年4月15日閲覧。
  12. ^ Most people stargazing - ギネスワールドレコーズ公式サイト

関連項目

外部リンク




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