シロザとは? わかりやすく解説

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しろ‐ざ【白×藜】

読み方:しろざ

ヒユ科一年草アカザに似るが、若葉灰緑色。しろあかざ。


白藜

読み方:シロザ(shiroza), シロアカザ(shiroakaza)

アカザ科一年草


白藜

読み方:シロザ(shiroza), シロアカザ(shiroakaza)

アカザ科一年草


シロザ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/09 08:28 UTC 版)

シロザ
Chenopodium album
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 Core eudicots
: ナデシコ目 Caryophyllales
: ヒユ科 Amaranthaceae
亜科 : Chenopodioideae
: Chenopodieae
: アカザ属 Chenopodium
: シロザ C. album
学名
Chenopodium album
L.[1]
和名
シロザ(白藜)、シロアカザ
英名
white goosefoot
変種
  • アカザ C. a. var. centrorubrum
  • ムラサキアカザ C. a. var. purpurascens
  • C. a. var. reticulatum

シロザ(白藜、学名: Chenopodium album)は、アカザ科APG植物分類体系ではヒユ科アカザ属一年草道端荒地などに生える雑草

特徴

は直立し、1m以上になる[2]

若葉や裏は白い粉粒に覆われ、白っぽく見える[2]

黄緑色の小花が集まった花序をつける[2]

種子は黒くて光沢がある[2]

分布・生育地

ユーラシア原産で[2]日本には古い時代に帰化したと考えられている[3]

利用

シロザとジャガイモ・タマネギのドライカレー

大豆畑の代表的な雑草12種類中のひとつである[4]。日本では好んで採取されることは少ないが[要出典]若葉や種子が食用になる[5]アカザ同様にほうれん草に似た味がする。インド北部・バングラデシュでは日常的な野菜である[6]

脚注

  1. ^ 米倉浩司; 梶田忠 (2003-). “「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList)”. 2012年2月14日閲覧。
  2. ^ a b c d e シロザ”. 写真で見る外来雑草. 農研機構. 2021年7月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月29日閲覧。
  3. ^ 『野に咲く花』、356頁。 
  4. ^ 売れる麦・大豆づくりに向けての指針(滋賀県)”. 都道府県施肥基準等. 農林水産省. pp. 3章 売れる大豆づくりの栽培技術 - 6節 雑草防除(PDF) (2012年3月). 2019年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月29日閲覧。
  5. ^ 越尾, 淑子「野草の食べ方」『東京家政大学博物館紀要』第5巻、2000年、102頁、ISSN 13433709 
  6. ^ 藤本, 恵子、池本, 敦「秋田県における山菜の利用とシロザの活用に関するバングラデシュとの比較」『秋田大学教育文化学部研究紀要 自然科学』第75号、秋田大学教育文化学部、2020年3月1日、9頁、doi:10.20569/00005179ISSN 24334960 

参考文献

関連項目

外部リンク


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