シルバーフェイス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/22 07:33 UTC 版)
「フェンダー・ツインリヴァーブ」の記事における「シルバーフェイス」の解説
1968年にフロントのコントロール・パネルが黒からシルバーに変更され、それに伴いアンプ名は青字のブロック体に変更された。シルバーフェイス時代の到来である。クロスはシルバーからスパークリング・ブルーへと変更された。シルバーフェイス当初のツインリヴァーブは、同年にAC568回路を使用し始めるまではブラックフェイス時代のAB763回路を使用していた。この変更後もフェンダーはしばらくAB763使用の真空管チャートを貼っていたので、AC568回路のユーザもAB763を使っていると思いこんでいた。 シルバーフェイスツインは1970年代初頭までグリルの周囲をアルミフレームでカバーしていた。71年頃からは「Twin Reverb-Amp」から「-Amp」が削除されて、「Twin Reverb」と表記されるようになった。1970年代中頃のマイナーチェンジで、グリルはスパークリングシルバー/オレンジとなった。クロス左上角の"Fender" のロゴは1968年から1972年の間、ブラックフェイス時代に見られる下線を伴っている。1973年にはロゴから下線が消え替わりに "Made in USA" の文字が入り、1970年代後期まで続く。出力管の電圧上昇に伴い、アンプの出力は100Wになった。またこの時、プッシュプルブースタースイッチ付きのマスターボリュームがシルバーフェイスモデルの標準装備となる。1977年から1982年の間には出力が135Wに上昇した。この増加は出力部の超線形トポロジへの変更による部分もある。
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