シリーズ誕生の経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 14:57 UTC 版)
「どうぶつの森シリーズ」の記事における「シリーズ誕生の経緯」の解説
『どうぶつの森』は、もともとはコミュニケーションゲームではなく、RPGとして開発されていた。企画段階では、当時としては大容量であった64DDの磁気ディスクを用いて、広大なフィールドの中で複数のプレイヤー(プレイヤーキャラクター)が時間をずらして一つのゲームを遊ぶという仕組みが考えられていた。そこから、非力な主人公がさまざまな動物を引き連れ、個々の能力を借りながらダンジョンを攻略していく内容のものとして開発が進められた。しかしその後、64DDからロムカセットメディアのNINTENDO64へ開発環境が変わったことで大容量を活用した遊びを実現できなくなったため、コンセプトの変更を余儀なくされる。検討の結果、舞台となるフィールドをそれまでより大幅に縮小した「村」に改め、冒険を主題とすることをやめる一方で、「動物たちが登場する世界の中で複数のプレイヤーが時間差でコミュニケーションを交わす」という開発当初からの要素を再構成することにより、システムが完成した。
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