シャーリー・ストリックランド・デ・ラ・ハンティとは? わかりやすく解説

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シャーリー・ストリックランド・デ・ラ・ハンティ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/30 05:04 UTC 版)

獲得メダル

オーストラリア
陸上競技
オリンピック
1952 ヘルシンキ 80mハードル
1956 メルボルン 80mハードル
1956 メルボルン 4×100mリレー
1948 ロンドン 4×100mリレー
1948 ロンドン 100m
1948 ロンドン 80mハードル
1952 ヘルシンキ 100m
メルボルン・クリケットグラウンドにあるデ・ラ・ハンティの像

シャーリー・バーバラ・デ・ラ・ハンティ(Shirley Barbara de la Hunty、1925年7月18日 - 2004年2月11日)は、オーストラリアの陸上競技選手。オリンピックでオーストラリアの陸上選手としては最も多い7個のメダルを獲得した選手である。旧姓のシャーリー・ストリックランド(Shirley Strickland)でも知られる。

経歴

デ・ラ・ハンティは、西オーストラリア州パース出身。西オーストラリア大学を卒業した後本格的に陸上に取り組み始めた。1948年には80mハードルで国内のタイトルを獲得し、同年のロンドンオリンピックの代表に選ばれる。そしてこの大会で、80mハードルと100mで銅メダルを、4×100mリレーでは銀メダルを獲得した。

デ・ラ・ハンティは、1950年の大英帝国競技大会で3つの金メダルを獲得したあと、2年後の1952年ヘルシンキオリンピックの80mハードルで彼女にとってオリンピックで初めての金メダルを獲得。10秒9の世界新記録で会場を驚かせた。4×100mリレーでは不運なバトンの連携ミスで5位に終わり2つ目の金メダルはならなかったが、100mでは銅メダルを獲得した。

デ・ラ・ハンティは、1955年に100mで11秒3の世界新記録を樹立する。そして翌年の地元開催のメルボルンオリンピックでは、80mハードル、4×100mリレーで金メダルを獲得した。

デ・ラ・ハンティは競技を引退しても、オーストラリアの陸上競技の発展に尽力。また、オーストラリア民主党の候補者として、また環境団体のスポークスマンとして政治活動にも活発に参加した。

デ・ラ・ハンティは2000年シドニーオリンピックの最終聖火ランナーの1人として、スタジアムに登場し、再び世界にその姿を現した。

主な実績

大会 場所 種目 結果 記録
1948 オリンピック ロンドン(イギリス) 100m 3位 12秒2
1948 オリンピック ロンドン(イギリス) 80mハードル 3位 11秒4
1950 大英帝国競技会 オークランド(ニュージーランド) 100yd 2位 11秒0
1950 大英帝国競技会 オークランド(ニュージーランド) 220yd 2位 24秒5
1950 大英帝国競技会 オークランド(ニュージーランド) 80mハードル 1位 11秒6
1952 オリンピック ヘルシンキ(フィンランド) 100m 3位 11秒9
1952 オリンピック ヘルシンキ(フィンランド) 80mハードル 1位 10秒9
1956 オリンピック メルボルン(オーストラリア) 80mハードル 1位 10秒7

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