シャブタイ派に関わった主な人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 04:50 UTC 版)
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シャブタイ・ツヴィシャブタイ派の救世主 アブラハム・ナタン(ガザのナタン)シャブタイ派の預言者 サムエル・プリモエルサレム出身の著名な注釈家。ツヴィの個人秘書で、終生ナタンの信頼すべき参謀であった。 マタティヤフ・ブロッホ・アシュケナジーツヴィに追随したエルサレムのラビ。シャブタイ派の活動をエジプトに伝えた。 モーシェ・ピネロツヴィの青年時代の友人。ツヴィがイズミールを追放されたときに行動を共にした。その後はリヴォルノに定住し、同地のシャブタイ派の指導者となった。 エリシャ・ハイム・アシュケナジーナタンの父。エルサレムのシャダル(各地に派遣される使者)で、シャブタイ派の書物の印刷に携わった。 アブラハム・ハ=ヤキニコンスタンティノープルのラビ。ツヴィの近親者でもあった。 サムエル・ギンドルエジプトのラビ。生涯ナタンに随行した。 イスラエル・ハザンナタンの弟子。シャブタイ派のカバラに関する多数の著作を執筆している。 ヨセフ・フィロソフツヴィの義父。1683年にイスラム教に改宗したテッサロニキのグループの指導者であった。このグループが後にドンメ派となる。 アブラハム・ミグエル・カルドソシャブタイ派の代表的な論客。ポルトガルのアヌシームの家系に生まれ、ユダヤ教に改宗してからはリビアのトリポリに定住した。 バルキヤ・ロッソドンメ派の指導者。 モルデカイ・モキァハアイゼンシュタット出身の偽メシア。 ネヘミヤ・ヒヤ・ベン・モシェ・ハユンシャブタイ派の説教師。ツヴィとナタンの死後、ヨーロッパにおいて活躍した。 ヘシル・ツォレフクラクフで活躍したカバリスト。ナタン・ナタア・シェフィラー(ポーランドのカバリスト)の継承者を自認していた。彼の著作はハシディズムに対して肯定的な記述が多かったため、信奉者から重視されていた。 ヤコブ・フランクフランク主義の指導者。シャブタイ・ツヴィの生まれ変わりと自称していたのだが、後に信奉者と共にキリスト教に改宗している。
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