シムナウ・アーバン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 21:47 UTC 版)
「ガイア・ギアの登場人物」の記事における「シムナウ・アーバン」の解説
地球連邦軍の通信士官で、階級は中尉。人懐っこい人物で、ウル・ウリアンは彼の人柄を慕い、自身の所属するマハ直轄の情報室より軍・警察・マハで共用する彼の職場のインフォメーションセンターで過ごすことが多かった。しかし、彼の方はウルについてパイロットや戦闘者として血気にはやる青年にすぎないとどこか冷めた目で見ていた。地球連邦軍の改革は内部から行うべきだと熱弁するウルに対し、「自分たちは連邦軍から給料をもらっているし、改革や世直しならメタトロンにやらせればいい。もし負ければ彼らのコントロールに従ってもいい」と冗談めかして言うと、彼に日和見主義だと言われた。温厚な彼だが、捕虜の尋問に当たっていたスタッフが自白剤の増量を提案してきた際は強い言葉で非難した。 マハが地球連邦軍を傘下に置く組織替えでマハに編入されることになり、地球降下後は作戦参謀を務めた。忠心から独自の美学に基づいて作戦を立てるダーゴル大佐に再三諫言するものの、それらが聞き入れられることはなかった。最終決戦において大佐を諌めている最中、マハ・ゲイジスの撃沈と共に戦死した。
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