シティバーン・ケムニッツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 03:15 UTC 版)
「バリオバーン (ケムニッツ市電)」の記事における「シティバーン・ケムニッツ」の解説
ケムニッツ市電や路線バスなどケムニッツ市内の公共交通はケムニッツ交通によって運営される一方、ケムニッツと郊外を結ぶ近郊鉄道路線や郊外へ向かう路線バスは市営企業のシティバーン・ケムニッツ(ドイツ語版)(City-Bahn Chemnitz)によって運営されている。同社ではケムニッツ市電と郊外の鉄道路線を直通するトラムトレイン(ケムニッツ・モデル)の運行も実施しており、そのうち2002年に開通した最初の路線となるケムニッツ市内とシュトルベルク(ドイツ語版)を結ぶC11号線ではアドトランツ製のバリオバーンが使用されている。 塗装を除いてケムニッツ交通が有する市内線向け車両と類似した外見を有するが、車体の強度や台車の構造、無線機器などは路面電車(BOStrab(ドイツ語版))と鉄道線(EBO(ドイツ語版))の双方の規格に適したものになっている他、電圧も路面電車(直流600 V)と鉄道線(直流750 V)双方に対応している。開通に合わせて6両(411 - 416)の両運転台車両(6NGT-LDZ)が2000年から2001年にかけて製造されている。 「バリオバーン (シティバーン・ケムニッツ)」も参照 路面電車区間を走行するバリオバーン(2015年撮影) 鉄道線のシュトルベルク駅(ドイツ語版)に停車するバリオバーン(2002年撮影)
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