サーバ環境など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/11 09:10 UTC 版)
「日本のラグナロクオンライン」の記事における「サーバ環境など」の解説
データセンター 使用しているデータセンターは、リネージュやウルティマオンライン (UO) も利用している、ソフトバンクIDCである。設置コスト削減のため発熱の少ない価格性能比を重視したネット機器を用いている。 サーバ機器 ラグナロクオンラインで用いられているサーバーは、IBMのBladeCenter HS20シリーズで、KOEIの信長の野望Onlineでも使用されている。スペックはXeonDP2.4GHz-3.2GHz、メモリーは1GB-2GB、Ultra320 SCSIの2.5インチHDDが使用されている。 詳細については、IBMのホームページにガンホーの自社リプレース記事がある。 ソフトウェアなど 使用しているOSはWindows 2000 Server Standard、データーベースエンジンにはMSDE2000を使用しているが、MSDE2000が小規模用途用のために少なからずタイムラグの原因になっているとされる。 サーバソフトウェアにはグラビティ社開発のAEGISが用いられているが、AEGISにはチャット・パーティーの管理サーバが1ワールドに付き1台までしか設置できないので、1ワールドに15台以上サーバを設置しても負荷はさほど下がらないようである。また、マップを構築するサーバとモンスターAIを制御するサーバを分離して設置することができないため、1マップに設置できるモンスターはマップが拡張されるごとに減る。 サーバーに過大な負担がかかるため、高度なAIを使用するとされるアルケミストのホムンクルススキルが長い間実装できない原因のひとつとされていた。 システムのリニューアルによって制限のいくらかが解消され、グラフィック表示が柔軟に行えるようになったり、AIの高度化が図れるようになった。上記の設置モンスター数に関する制限においても緩和されているようで、2010年秋以降はモンスターの配置数が増加する傾向がみられる。 2018年現在Amazon Elastic Compute Cloudの契約をしているもよう。
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