サワノキ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/04 16:31 UTC 版)
サワノキ[3][4]、マライサオ[4](SAWO、学名: Manilkara kauki)は、アカテツ科の植物の一種である。インドシナ半島(カンボジア、ミャンマー、タイおよびベトナム)からインドネシア、マレーシアおよびパプアニューギニア、オーストラリアの北クィーンズランドで自生する。木材業界ではサオの呼称での流通が見られる[5]が、1942年に刊行された書籍では「サオ材」の名でサワノキとは全くの別種であるフタバガキ科の Hopea odorata(通称: タキアン[6]、タイ語: ตะเคียน takhian)への言及がなされている[7]。
- ^ Manilkara kauki (L.) Dubard Tropics
- ^ Manilkara kauki (L.) Dubard(シノニム) Tropics
- ^ コーナー, E. J . H.、渡辺, 清彦 『図説熱帯植物集成』廣川書店、1969年、609頁。
- ^ a b c d e f 熱帯植物研究会 編 『熱帯植物要覧』(第4版)養賢堂、1996年、388頁。ISBN 4-924395-03-X。
- ^ a b 材種紹介 - 有限会社籐芸 2019年5月20日閲覧。
- ^ コリン・リズデイル、ジョン・ホワイト、キャロル・アッシャー 著、杉山明子、清水晶子 訳『知の遊びコレクション 樹木』新樹社、2007年、282頁。ISBN 978-4-7875-8556-1(原書: Eyewitness Companion Trees, Dorling Kindersley, London, 2005.)
- ^ 農林省南方資源調査室 編纂『仏印の農林資源』週刊産業社、1942年、212-3・218頁。
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