サハ770形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 07:37 UTC 版)
「京急700形電車 (2代)」の記事における「サハ770形」の解説
京急で初めて付随車として製造された形式である。電動発電機、空気圧縮機を搭載し、編成中間に2両が組み込まれたが、3両編成の中間車として設計されているため、電動発電機、空気圧縮機は3両分の容量をもち、2両とも同一設計である。サハ770形には速度に応じて制動力を切り替える装置が設けられ、空気制動を常用するため一体圧延車輪が採用された。ドアは全車浦賀方に向かって開く。1967年(昭和42年)から1971年(昭和46年)にかけてサハ771 - サハ799、サハ770、サハ761 - サハ769、サハ760、サハ751・752の42両が製造された。形式番号はMTM編成とした場合のデハとサハの両数比率を反映して付与されたため、変則的なものとなっている。
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