サツファレ4380【サツファレ4380】(草花類)
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登録番号 | 第12039号 |
登録年月日 | 2004年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | ファレノプシス | |
登録品種の名称及びその読み | サツファレ4380 よみ:サツファレ4380 |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | サッポロホールディングス株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都渋谷区恵比寿四丁目20番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | アマド バスケッツ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「Sheila Green」に「Mancini」を交配して育成されたものであり、花色はセパル及びペタルが黄白の地色に鮮赤紫色の点斑及び網斑、リップ中央裂片は濃紫赤の単色、抱え咲きの中型種である。株の大きさは中、草姿は横性である。葉の正面の形は線状披針形、先端の形は不等切形、横断面の形はⅢ型、向きは水平、ねじれは無、幅は36~50㎜、長さは10.1~20㎝、表面の色は暗黄緑である。花序の型は総状、花数は11~15、花型は抱え、花の横径及び縦径は5.1~7.5㎝である。ドーサル・セパルの正面の形は長楕円形、先端の形は円形、周縁の波打ちは無、ラテラル・セパルの正面の形は長楕円状披針形、先端の形は鈍形、周縁の波打ちは無である。ペタルの正面の形は半円形、先端の形は円形、周縁の波打ちは無である。リップ中央裂片の正面の形はⅢ型、横断面の形はⅣ型である。花色はセパル及びペタルは黄白(JHS カラーチャート2901)の地色に鮮赤紫(同9507)の点斑及び網斑が入り、リップの中央裂片は濃紫赤(同9709)の単色、側裂片は紫白(同8901)の地色に濃赤紫(同9509)の縞斑が入る。花の香りは無、開花期は春である。「ピンロンガール」及び「ギャランボー」と比較して、セパル及びペタルの地色が黄白で、鮮赤紫の点斑及び網斑が入ること、リップ中央裂片正面の形がⅢ型であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1988年に育成者の温室(アメリカ合衆国)において、「Sheila Green」に「Mancini」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2001年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「プリンスタカマド」であった。 |
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