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サツマスターチ【サツマスターチ】(食用作物)

登録番号 第6389号
登録年月日 1998年 5月 22日
農林水産植物の種類 かんしょ
登録品種の名称及びその読み サツマスターチ
 よみ:サツマスターチ
品種登録の有効期限 15 年
育成者権の消滅  
品種登録者の名称 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
品種登録者の住所 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1
登録品種の育成をした者の氏名 樽本小巻克巳 片山健二 石川美 田誠司 加藤眞次郎 梅村 宮崎熊谷
登録品種の植物体の特性の概要
 この品種は,「コガネセンガン」に「ハイスターチ」を交配して育成され固定品種であり,いもの形は長紡錘形,皮色は基本色が白で補助色が黄,でん粉歩留がかなり高いでん粉原料用品種である。  型は匍匐型,勢及び草高は中,色は微,節色は中,太さはやや細,茎長は長,分枝数節間長及び毛茸は中である。頂葉色は緑で副次的色は無,葉色は緑,形は単欠刻浅裂大小はやや大,葉脈色は少,蜜腺色は多である。梗の長さはやや短,強さは強,いもの形状は長紡錘形大小はやや大,皮色は基本色が白,補助色が黄,肉色淡黄白,条溝は少,皮脈は無,いもの外観は中である。萌芽遅速及び萌芽多少は中,a当たりの上いも重は多,貯蔵性は難,カロチン多少は無,切干歩合及びでん粉歩留はかなり高である。黒斑病抵抗性は弱,つる割れ病抵抗性は中,ネコブセンチュウ抵抗性はやや弱である。  「コガネセンガン」と比較して茎長長いこと,葉脈色が少ないこと,いもの皮色の基本色が白,補助色が黄であること等で,「シロサツマ」と比較して,頂葉色が緑であること,蜜腺色が多いこと,いもの形状が長紡錘形であること,いもの皮色の基本色が白,補助色が黄であること等で,「ハイスターチ」と比較して茎長長いこと,蜜腺色が多いこと,いもの皮色の基本色が白,補助色が黄であること等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
 この品種は,九州農業試験場鹿児島県指宿市)において,昭和61年に「コガネセンガン」に「ハイスターチ」を交配し62年から農業研究センター茨城県つくば市)において,実生養成し,その中から選抜し育成され固定品種であり,平成2年から特性検定試験等の試験行い5年にその特性が安定していることを確認して育成完了したのである。  なお,出願時の名称は「かんしょ関東106号」であった





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