コーポマドンナ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 18:21 UTC 版)
「いきばた主夫ランブル」の記事における「コーポマドンナ」の解説
「コーポマドンナ」は、主人公らが住む2階建てのアパート。家賃5万6000円(203号室)。 工藤 直人(くどう なおと) 202号室で千明と同居している、「鈍度 丼」のペンネームを持つアニメーター。しかし物語の始まりの早々に会社の倒産により無職となる。メカが得意で描くのは速いが、画風が合わず千明のアシスタントは出来ない。 千明は「直(なお)くん」、たかはアニメーターをアリゲーターに引っ掛けて「ワニ」、量子はたかに倣い「ワニくん」と呼んでいる。 信崎 千明 202号室で直人と同居している、「しのはらちあき」のペンネームで活躍する新人少女漫画家。2年前に食えなくなって直人のアパートに転がり込んできた。時々スランプに悩みながらも徐々に売れっ子になってきた。作品には読み切り『さよならのメモリー』、『年下のダンサー』などがある。20歳。 直人はちあきと呼んでいる。ビームコミックスから復刻版が刊行された際に、ほとんどの登場人物の名前にルビが振られたが、彼女のみ読み方が不明のままである。 高桐(たかぎり) 201号室に住む先輩主夫。量子と同居している。強引で口が悪いが、優しい。元不動産仲介のサラリーマンだったが上司を殴って無職になり、主夫となる。みな「たかちゃん」、「たかさん」と呼んでいる。量子の妊娠により、外で働くことを決意する。 量子(りょうこ) スナック「かえで」に勤めている20歳。たかと同居している。おっとりした性格で、家事全般が苦手。たかとの喧嘩は絶えないが、信頼し合っている。未成年の頃からスナックに勤めており、収入の良さもあり、たかと会うために頻繁に引越ししていた。それがきっかけで同居するようになった。 量子の妊娠により、2つのカップルともども現在の状況を変えざるを得なくなった。 大家さん コーポマドンナの大家のおばあさん。主婦業の能力は、たかを遥かに上回る。 多々良(たたら) 203号室に住む夫婦。夫のほうはインテリらしく、グレゴリー・ベイトソンの言葉をよく引用する。夫婦揃って公務員だったが150万円の宝くじが当たり、怠け癖が付いて退職し無職になった。ぐうたらで極度の出不精のため、直人と千明は住んでいることすら知らなかった。お金も無くなり改心して働く決心をしたが、直後にドリームジャンボに当選。
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