コンビニATMと銀行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 09:37 UTC 版)
「コンビニATM」の記事における「コンビニATMと銀行」の解説
コンビニATMサービスの提供は、入出金拠点の拡大による顧客にとっての利便性向上、銀行店舗の役割代行や稼働システムの共有化による営業費の削減を実現し得るが、一方で共同利用となる他の金融機関(主に都市銀行・ネット銀行など)とのサービス内容の格差(入出金や振込にかかる手数料や利用可能時間帯など)による自行口座の利用率の低下等への危惧などから、共同型のコンビニATMではなく直営拠点重視の経営戦略を採る銀行もあり、地方銀行においては提携、提供をめぐって判断が分かれている。 都市銀行の中には、コンビニエンスストア以外の提携先を模索する動きも見られる。りそな銀行は2004年(平成16年)10月5日、牛丼チェーン店の吉野家を運営する吉野家ディー・アンド・シーと提携。店舗外ATMの立地選択好適化のため、吉野家の保有する不動産調査ノウハウの導入を発表しているほか、サークルKサンクスとの提携によりコンビニATM「BankTime」を設置している。 2016年(平成28年)11月25日には、ローソンがローソンバンク設立準備株式会社を設立。2018年9月10日にローソン銀行として開業。10月15日からATMなどのサービスを開始した。
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