コンビナートの連携と統合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 18:09 UTC 版)
「石油コンビナート」の記事における「コンビナートの連携と統合」の解説
RING-I - 石油精製高度統合運営技術開発(2000年 - 2002年、鹿島、川崎、瀬戸内、水島、周南の5地区、5テーマで実施) RING-II - 石油精製環境低負荷高度統合技術開発(2003年 - 2005年、鹿島、千葉、堺・泉北、水島、周南の5地区、7テーマで実施)三井化学市原工場と出光興産千葉工場では2003-2005年度のRING事業(RING II)でナフサ留分等の相互融通と最適化に関する技術開発に取り組んだ。さらに2010年(平成22年)4月1日、三井化学と出光興産の折半出資により、両者が千葉地区に持つエチレンセックスターの製造や運営を行う「千葉ケミカル製造有限責任事業組合」(LLP)を設立した。意味するものは、両社の千葉地区のエチレンセンターの事実上の統合である。 RING-III - 石油精製高度機能融合技術開発(2000年 - 2002年、鹿島、千葉、水島の3地区、3テーマで実施) コンビナート連携事業(2009年 - 2013年、千葉、知多、水島、四日市で実施)2009年(平成21年)6月2日、三菱化学と旭化成ケミカルズがエチレンプラントの統合を目指していることを明らかにした(水島地区)。発表によると、まず共同出資で会社を作り、その会社に両方にエチレンセンターの運営を行わせる。次に3年以内に運用の最適化(つまり統合)を行う、としている。2010年(平成22年)5月31日、翌2011年(平成23年)4月より双方のエチレンセンターの一体運営を行う、という発表が双方からなされた。2011年(平成23年)2月23日、三菱化学と旭化成ケミカルズの折半出資による、西日本エチレン有限責任事業組合(LLP)の設立が発表され、同年4月1日に事業を開始した。 石油産業構造改善事業(2014年 - 2017年、千葉で実施)
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