コレット/小倉駅前アイム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 08:04 UTC 版)
「セントシティ」の記事における「コレット/小倉駅前アイム」の解説
小倉伊勢丹の営業終了後、6日間の「休業」期間中に改装工事を行い、4月1日に社名を「株式会社コレット井筒屋」に改め、同名の店舗として営業を再開した。再開にあたっては、商品券等の発行業務と根幹部の企画立案業務を井筒屋本体に集約した。 その後、船場町の井筒屋本店と駅前店舗の棲み分けを図るため、2009年に両店舗間でのテナント移動を伴う大規模改装を行い、3月11日、店名を「コレット」に改めた。第1弾としてロフト・無印良品が6階に入居。5月下旬にはZARAが3階にテナントとして入居した。井筒屋は店休日を復活させたものの、コレットについては駅前という立地を生かし、元日以外の完全営業を続けた。 一方、I'm専門店街では2009年6月、地権者で構成するセントシティ北九州管理組合法人が北九州都心開発に対し、組合の承諾を得ずにプロパティマネジメント会社を変更したことで賃料収入を欠損し、テナントの倉庫賃料も組合に分配されていないなどとして約1億300万円の損害賠償を求め提訴した。同年、I'm専門店街は「I'm」に変えた後、2011年に再改称し「小倉駅前アイム」となった。 2018年7月31日、井筒屋が経営不振によりコレットを含む3店舗の閉鎖を発表し、コレットについては2019年2月28日をもって営業終了することとなった。後継の運営会社については既に引き合いがあり、北九州市長は年内にも参入企業の方向性を出すよう建物を保有する北九州都心開発などと協議すると表明した。 同年10月24日、コレット跡について北九州市長は「中核規模の店舗が出店に意欲的な動きを見せている」ことを明かした。11月にはコレット内に入居するZARA、ロフト、無印良品、その他の中小店舗などのテナントについて、小倉駅前アイムを運営する北九州都心開発が営業継続に向け交渉を開始すると日本経済新聞が報じた。 同年12月、北九州都心開発はコレットの後継店について百貨店の誘致交渉は行わず、新たなテナントの誘致と運営を同ビル上層階の小倉駅前アイムを運営するジオ・アカマツに委託する方針を決めた。12月28日、北九州都心開発は会見でコレット閉店後も同店に入る約150のテナントのうち40店が暫定的に営業を継続し、空きフロアを改装した上で翌年の2020年3月までに全面開業を目指す方針を示した。
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