コレクション、企画展
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「アサヒビール大山崎山荘美術館」の記事における「コレクション、企画展」の解説
実業家の山本為三郎は1893年に大阪で生まれ、後にホテル経営(後のリーガロイヤルホテル)をまとめる一方、芸術家の支援も行った。特に日本民芸運動とは関係が深く、それにまつわる作家の美術作品や、彼らが手本とした古い生活雑器、古美術品の収集も行い、大阪の北の三国にはこれらの作品を収めた邸宅・三国荘があった。また近現代の西洋美術なども収集しており、これが美術館のもう一つのコレクションの柱となっている。 現在は民芸運動関係作品が山荘に、『睡蓮』他の絵画作品が地下展示室に展示されている。これが季節ごとに展示換えされるほか、これらのコレクションから受けた印象をもとに現代美術作家が制作を行い、展示を行う企画展や、来館者を相手にしたワークショップなども精力的に行われている。 本館 - 1階には展示室1・2と山本記念展示室、ミュージアムショップ、2階には展示室34、喫茶室、テラス(2か所)がある。 地中館「地中の宝石箱」 - 安藤忠雄設計。モネの『睡蓮』などを展示。 山手館「夢の箱」 - 安藤忠雄設計。現代美術を展示。 屋外展示 - バリー・フラナガン『ボールをつかむ鉤爪の上の野兎』(庭園内)、フランソワ=グザヴィエ・ラランヌ『新しい羊たち』(栖霞楼近く)
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