コミュニケ_(アルバム)とは? わかりやすく解説

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コミュニケ (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/14 06:07 UTC 版)

コミュニケ
ダイアー・ストレイツスタジオ・アルバム
リリース
録音 1978年12月 バハマ ナッソー コンパス・ポイント・スタジオ
ジャンル ロック、ルーツ・ロック
時間
レーベル ヴァーティゴ
ワーナー・ブラザース・レコード
プロデュース ジェリー・ウェクスラー英語版、バリー・ベケット
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(スウェーデン[1]、ドイツ[2]、ニュージーランド[3]
  • 2位(ノルウェー[4]
  • 3位(オランダ[5]
  • 5位(イギリス[6]
  • 7位(オーストリア[7]
  • 11位(アメリカ[8]
  • 33位(日本[9]
ダイアー・ストレイツ 年表
悲しきサルタン
(1978年)
コミュニケ
(1979年)
メイキング・ムーヴィーズ
(1980年)
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コミュニケ』(Communiqué)は、イギリスロックバンドダイアー・ストレイツ1979年に発表した2作目のスタジオ・アルバム

背景

ジェリー・ウェクスラー英語版とバリー・ベケットが共同プロデュースした。なお、ウェクスラーはダイアー・ストレイツのデビュー当時、アシスタントのカリン・バーグから勧められたのを切っ掛けとして、ワーナー・ブラザース・レコードにバンドとの契約を進言した人物でもある[10]。1978年12月にナッソーコンパス・ポイント・スタジオでレコーディングされ、1979年1月にアメリカ合衆国アラバマ州マッスル・ショールズ・サウンド・スタジオミキシングが行われた[11]。ウェクスラーは後年、本作のレコーディングを振り返り「ダイアー・ストレイツは、気を配って演奏すればイギリス人でもいかにファンキーになれるかを示した例だ」とコメントしている[10]

「翔んでる! レディ」は、マーク・ノップラーが見ていたテレビ番組に出演した作家マリナ・ワーナー英語版にインスパイアされて作られた[10][12]

反響

全英アルバムチャートでは32週チャート圏内に入り、最高5位を記録[6]。アメリカのBillboard 200では11位に達し[8]RIAAによってゴールドディスクに認定されている[13]

本作はヨーロッパで大ヒットし、スウェーデンのアルバム・チャートでは6回(12週)にわたり1位[1]、ドイツのアルバム・チャートでは4週にわたり1位を獲得した[2]。また、ノルウェーのアルバム・チャートでは15週連続でトップ5入りし、うち8週にわたり2位を記録[4]

本作からは「翔んでる! レディ」がシングル・カットされ、全英シングルチャートで51位[14]、アメリカのBillboard Hot 100では45位に達した[8]

収録曲

全曲ともマーク・ノップラー作。

  1. かつて西部で "Once Upon a Time in the West" – 5:25
  2. ニュース "News" – 4:14
  3. 行かないで "Where Do You Think You're Going?" – 3:49
  4. コミュニケ "Communiqué" – 5:49
  5. 翔んでる! レディ "Lady Writer" – 3:45
  6. エンジェル・オブ・マーシー "Angel of Mercy" – 4:36
  7. ポートベロの少女 "Portobello Belle" – 4:29
  8. シングル・ハンデッド・セイラー "Single Handed Sailor" – 4:42
  9. フォロー・ミー・ホーム "Follow Me Home" – 5:50

参加ミュージシャン

脚注・出典


「コミュニケ (アルバム)」の例文・使い方・用例・文例

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