コウヴォラとは? わかりやすく解説

コウヴォラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/07 07:13 UTC 版)

コウヴォラ
Kouvola
市章
位置

コウヴォラの位置
座標 : 北緯60度52分05秒 東経26度42分15秒 / 北緯60.86806度 東経26.70417度 / 60.86806; 26.70417
歴史
設立 1922年(ヴァルケアラから分離独立)
行政
 フィンランド
 県 キュメンラークソ県
 郡 コウヴォラ郡
 市 コウヴォラ
市長 Marita Toikka
地理
面積  
  市域 2 885.30 km2
    陸上   2 558.24 km2
人口
人口 (2021年12月31日現在)
  市域 80,483人
    人口密度   31.46人/km2
公式ウェブサイト : https://www.kouvola.fi/

コウヴォラ(フィンランド語: Kouvola [ˈkou̯ʋolɑ]、クヴォラ、クーヴォラとも)は、キュメンラークソ県に属する、フィンランド基礎自治体である。コウヴォラ郡に属する。ヘルシンキから北東約130kmに位置する。

欧州ロシアをつなぐ交通上の拠点として発展してきた。フィンランドの鉄道の結節点であり、また主要道路の結節点でもある。ティキマキというフィンランドで3番目に規模の大きな遊園地がある。

歴史

Kouvoとは古フィンランド語で熊、幽霊、オオカミ、シラミ、鳥の鳴き声を意味する言葉である。

コウヴォラの村落は既に中世期には存在していたことが分かっており、ホッロラ、リッティ、ヴァルケアラの各教区に属していた。コウヴォラが村落として発展を始めたのは1870年代リーヒマキからサンクトペテルブルクへの鉄道が建設され、コウヴォラ駅が開設されたことがきっかけである。10年後に北のサヴォ地方と南のコトカを結ぶ鉄道が建設されると、コウヴォラ駅は東西・南北の鉄道の結節点となり、さらに発展が進んだ。

1918年のフィンランド内戦では200人を超える犠牲者を出したものの鉄道の恩恵による発展は続き、1922年にはヴァルケアラから分離・独立して自治体となった。1960年には市となった。1957年から1997年まではキュミ州の州都であった。

2009年に周辺5自治体と合併し、新コウヴォラ市が発足した。新コウヴォラ市の人口は8万人を超え、フィンランドで10番目に人口の多い自治体となった。

交通

VRの線路が東西南北に延びている。国内はヘルシンキ、コトカミッケリヨエンスー方面への列車がある。また、サンクトペテルブルクへの国際列車も停車する。

コウヴォラ出身の人物

脚注

外部リンク





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