ノキア_(都市)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ノキア_(都市)の意味・解説 

ノキア (都市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/18 09:01 UTC 版)

ノキア
Nokia / Nokian kaupunki

ノキア教会
町章
位置

ノキアの位置
座標 : 北緯61度29分0秒 東経23度31分0秒 / 北緯61.48333度 東経23.51667度 / 61.48333; 23.51667
歴史
憲章 1922年
タウン権限 1937年
都市権限 1977年
行政
 フィンランド
 県 ピルカンマー県
 郡 タンペレ郡
 町 ノキア
町長 Markku Rahikkala
地理
面積  
  町域 347.76[1] km2 (134.27 mi2)
    陸上   288.18 km2 (111.27 mi2)
    水面   59.58 km2 (23.00 mi2)
人口
人口 (2021年現在)
  町域 34,899[2]
    人口密度   121.07人/km2(313.6人/mi2
  備考 フィンランドで第32位
その他
等時帯 EET (UTC+2)
夏時間 EEST (UTC+3)
公式ウェブサイト : www.nokiankaupunki.fi

ノキア(Nokia [ˈnokiɑ])はフィンランドピルカンマー県の都市。タンペレ郡に属する。大手電気通信機器メーカー「ノキア」の社名はこの町にちなんだもの。

歴史

ノキアが文献に最初に登場してくるのは1505年、ノキア荘園に関連してである。

1596年の「棍棒戦争」で戦場の一つとなった。ノキア荘園に居住していた農民が棍棒などで武装蜂起し、小規模な戦闘では封建領主の騎兵団に勝利した。しかし1597年1月1日から2日の戦闘でクラウス・フレミングによって鎮圧された。数千もの蜂起した農民が処刑され、逃走したリーダーのヤーッコ・イルッカも数週間後に捕えられて処刑された。この「棍棒戦争」はフィンランドで最後の農民蜂起で、以降は国家の支配が確立した。

1918年のフィンランド内戦ではタンペレなどと並んで社会主義者の赤衛軍本拠地の一つとなった。

1977年に都市として指定された。

ノキア社

1865年にフレドリク・イデスタムによりタンペレを流れるタンメルコスキ川に建設された製紙工場は1868年に当地に第二工場を建設して移転、1871年に社名を当地にちなんでノキアとした。

1898年に設立されたフィニッシュラバーワークス社(Suomen Gummitehdas Oy)が1904年に当地に工場を建設、1912年に設立されたフィニッシュケーブルワークス社(Suomen kaapelitehdas Oy)と合わせた3社が1967年に合併して現在のノキア社が誕生した。

ノキア社はその後本社をエスポーに移転、主な生産拠点もサロに構えている。

交通

タンペレポリを結ぶVRグループの鉄道が通っており、タンペレまで最速14分である。

最寄りの空港はタンペレ=ピルッカラ空港である。

姉妹都市

脚注

  1. ^ FINLANDS AREAL KOMMUNVIS 1.1.2011
  2. ^ No.536 Archived 2012年7月9日, at WebCite

外部リンク


「ノキア (都市)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ノキア_(都市)」の関連用語

ノキア_(都市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ノキア_(都市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのノキア (都市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS