ゲート難による引退
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 04:30 UTC 版)
オープン入り後の初戦となった2016年4月13日の第20回マリーンカップでは、単勝1.9倍の1番人気に推されていたが、ゲート入り後に逸って前扉をこじ開けて飛び出してしまい、この際右上眼瞼から出血したため競走除外となった。このレースは主催発表で5億1688万9600円の売上があったが、ブチコの除外により3億6460万7800円(70.5%)が返還対象となった。降級しての次走となった6月4日の麦秋ステークス(東京)でもゲートをくぐって放馬し、ラチに激突して左前脚付け根から出血する負傷を負い、競走除外となった。9億3109万3800円(売上の46%)が返還対象となった。また、騎乗したクリストフ・ルメールもこの放馬の際に左足を骨折し、翌6月5日の第66回安田記念で騎乗予定だったフィエロが急遽内田博幸に乗り替わりになる等の影響が出た。 2017年1月17日の雅ステークス(京都)でもゲートをくぐろうとして前扉を破壊、外枠発走となり4着に終わった。レース後、ゲート難による3度目の出走停止処分・発走調教再審査の処分が下され、音無厩舎では再審査による馬のストレスを考慮し、引退の決断を下した。
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