ゲート形の名前の由来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/19 01:52 UTC 版)
「ロンドン地下鉄1906形電車」の記事における「ゲート形の名前の由来」の解説
他の車両にもゲート状の客用扉を備えた車両があったが、1906形電車だけがゲート形と呼ばれた。乗客は格子形のゲートを備えた車両両端のデッキから乗降し、車両の間に乗車したゲートマンと呼ばれる乗務員がゲートの開閉を行った。ゲートマンはゲートの開閉だけでなく、発車準備が整ったことを編成の後端から前部に向かって順に運転士まで伝えていく役割も担っていた。 1927年に労使間で合意された「ゲートマン手当」はドア開閉操作を行う車掌に1985年まで支給されていた。1980年代までゲート形電車の名残が残っていたことになる。
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