ケイ酸塩・ケイ素樹脂とは? わかりやすく解説

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ケイ酸塩・ケイ素樹脂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 08:46 UTC 版)

ケイ素」の記事における「ケイ酸塩・ケイ素樹脂」の解説

前述のように、ケイ酸塩さまざまな形地殻上に存在しており、天然存在するケイ素化合物のほとんどが、二酸化ケイ素およびケイ酸塩である。工業的に広く用いられガラス陶磁器肥料など枚挙に暇がないアスベストは、繊維状のケイ酸塩鉱物であり、耐薬品性耐火性から以前建材などに広く用いられたが、中皮腫問題になったため、使用量は激減している。日本でもアスベストによる健康被害社会問題となり、労災認定健康被害受けたに対して補償問題また、依然として既存建築物多く残るアスベスト撤去問題抱える。 有機基を有するケイ素二次元および三次元酸化物は、シリコーン呼ばれる。このものは、優れた耐熱性耐薬品性、低い毒性などの有用な性質示し油状のものはワックス熱媒体消泡剤などに用いられる三次元シリコーンゴム弾性示しゴム状のものはホースチューブ樹脂状のものは塗料絶縁材接着剤など各種用途利用される

※この「ケイ酸塩・ケイ素樹脂」の解説は、「ケイ素」の解説の一部です。
「ケイ酸塩・ケイ素樹脂」を含む「ケイ素」の記事については、「ケイ素」の概要を参照ください。

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