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クストー【Jacques-Yves Cousteau】


クストー

名前 Cousteau

ジャック=イヴ・クストー

(クストー から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/21 03:23 UTC 版)

ジャック=イヴ・クストー(1972年撮影)

ジャック=イヴ・クストー: Jacques-Yves Cousteau1910年6月11日 - 1997年6月25日)は、フランス海洋学者地球科学者

生涯

1910年フランスボルドー近郊で生まれた。ひ弱だが泳ぎは得意で、発明に才を発揮する子供だった。[1]

1930年フランス海軍に入隊。ダイビング器材レギュレータアクアラング)の発明者であり[2]水中考古学の先駆者。

調査船カリプソ号で海や海洋生物の研究を行う一方、書籍の出版や記録映画の放映により一般市民への啓蒙活動も行った。深海を扱ったドキュメンタリー映画沈黙の世界』(1956年ルイ・マルとの共同監督)はカンヌ国際映画祭で最高の栄誉であるパルムドール、そしてアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した。日本では、1970年代から1980年代にかけてのテレビドキュメンタリー番組驚異の世界・ノンフィクションアワー』(日本テレビ系列)で放送された、自身も出演する『クストーの海底世界』シリーズで知られる。

1957年、海軍大佐で海軍を退役し、モナコ海洋博物館長に就任。1959年海の国連と呼ばれる世界水中連盟CMASを創設。1969年ハワード・N・ポッツ・メダル受賞。1971年にベリーズグレート・ブルーホールを訪れ、世界のトップダイビングスポットに選定した[3]

1992年の地球サミットで環境破壊、海洋汚染を警告し、母国フランス核実験再開を激しく批判した。

赤いニット帽がトレードマーク。あだ名は「海の恋人」。兄のピエール=アントワーヌ・クストー(1906年3月18日 - 1958年12月17日)はジャーナリストで、左翼から転向してファシスト活動家となり対独協力者として有罪判決を受けた。

脚注

出典

  1. ^ 小島敦夫『世界の海洋文学・総解説』自由国民社、1996年、280頁
  2. ^ 『マリンダイビング』672号(2020年10月号)、水中造形センター pp. p46
  3. ^ カリブ海の絶景、青い巨大宝石「グレート・ブルー・ホール」”. エコラシー (2017年5月15日). 2018年7月30日閲覧。

関連項目

外部リンク


前任
エミール・リットレ
アカデミー・フランセーズ
席次17

第18代:1988年 - 1997年
後任
エリック・オルゼンナ

クストー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 06:45 UTC 版)

ザフトの艦船及びその他の兵器」の記事における「クストー」の解説

SEED』第2223話に登場したモラシム隊の母艦艦長モンローアークエンジェルへの2度目襲撃の際に、ムウ・ラ・フラガ搭乗するスカイグラスパーアグニ受けて轟沈した。

※この「クストー」の解説は、「ザフトの艦船及びその他の兵器」の解説の一部です。
「クストー」を含む「ザフトの艦船及びその他の兵器」の記事については、「ザフトの艦船及びその他の兵器」の概要を参照ください。

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