ギリシャ第2軍の降伏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 10:17 UTC 版)
「ギリシャの戦い」の記事における「ギリシャ第2軍の降伏」の解説
攻撃線の左翼をなしている第XXX歩兵軍団は4月8日夕方、進撃予定地点に到達、第164歩兵師団はクサンティを占拠した。第50歩兵師団はコモティニをメスト川方面へ進撃、両師団は翌日に到着した。4月9日、ギリシャ第2軍はアクシオス川東の防衛線が崩壊した後に無条件降伏した。4月9日、第12軍司令官リストによる状況判断では自動車化された部隊の早い進撃の結果、第12軍がアクシオス川周辺のギリシャ軍を撃破することにより、ギリシャ中部への進撃を可能にする位置を占拠したことが良い結果につながったとしており、この判断に基づいて、リストは第1装甲集団から第XL軍団へ第5装甲師団を移籍させるよう要請した。リストはそうすることにより、モナスティールの隘路を通過してドイツ軍の進撃をさらに強力にできると結論付けた。この作戦の為に、第XVIII山岳軍団を中心とした東のグループ、第XL装甲軍団を中心とした西のグループの二手に分けて進撃させた。
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