キヴェラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 05:08 UTC 版)
キヴェラ王 大国キヴェラの王。王としてはかなり有能であり、ルーカスが怯む唯一の相手。セシルとルーカスの件で一時ミヅキと対立するが、後に和解し、第7巻ではノーランドとの対立においてミヅキに砦を貸し出すなど協力体制を取るまでになった。 ルーカス 初登場時はキヴェラの王太子。セシルを冷遇し、公には寵姫のエレーナを伴っている。傲岸不遜な性格で、それが災いしミヅキに反撃を喰らい、最終的に廃嫡され臣籍降下した。ただ公爵として、依然キヴェラの貴族社会には大きな影響力を持つ。 エレーナ・アディンセル ルーカスの寵姫。生粋のキヴェラ人ではない子爵令嬢。実はキヴェラに滅ぼされた小国・ブリジアスの貴族に連なる血筋で、王太子を利用して内部からキヴェラを瓦解させることを狙っていた。ミヅキがセシルを逃亡させたことから始まる一連の騒動においてその正体を表し、キヴェラに一矢報いることに成功。ただ復讐を果たした結果「裏切り者」として厄介者扱いされることを避けるため、最終的に一族と共に自害の道を選んだ。
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