京都白峰 山城【キョウトハクホウ ヤマシロ】(草花類)
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登録番号 | 第12038号 |
登録年月日 | 2004年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | ファレノプシス | |
登録品種の名称及びその読み | 京都白峰 山城 よみ:キョウトハクホウ ヤマシロ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 小西敏照 | |
品種登録者の住所 | 京都府京田辺市河原里の内36 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 小西敏照 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「Hawaian Clouds」に「Yukimai Kyoto」を交配して育成されたものであり、花色はセパル及びペタルが黄白の単色、リップ中央裂片は黄白の地色に浅黄緑色及び穏紫ピンク色のぼかしが入る平咲きの大型種である。株の大きさは大、草姿は横性である。葉の正面の形は長楕円形、先端の形は微突形、横断面の形はⅡ型、向きはやや斜上、ねじれは無、幅は101~125㎜、長さは 20.1~30㎝、表面の色は暗黄緑である。花序の型は総状、花数は11~15、花型は平、花の横径は10.1~12.5㎝、縦径は7.6~10.0㎝である。ドーサル・セパルの正面の形は楕円形、先端の形は円形、周縁の波打ちは無、ラテラル・セパルの正面の形は長楕円状披針形、先端の形は鋭形、周縁の波打ちは無である。ペタルの正面の形は半円形、先端の形は円形、周縁の波打ちは無である。リップ中央裂片の正面の形はⅢ型、横断面の形はⅦ型である。花色はセパルは黄白(JHS カラーチャート3301)、ペタルは黄白(同2901)、リップの中央裂片は黄白(同3301)の地色に、浅黄緑(同3103)及び穏紫ピンク(同9212)のぼかしが入る、側裂片は黄白(同3301)の地色に鮮赤味紫(同8906)の段(虎)斑及び浅黄緑(同3103)のぼかしが入る。花の香りは無、開花期は春である。「エモーショナルムーン キンリュウ」及び「エモーショナルムーン ホワイトイーグル」と比較して、リップの中央裂片のぼかしの色が浅黄緑(同3103)及び穏紫ピンク(同9212)であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和63年に育成者の知人の温室(京都府京田辺市)において、「Hawaian Clouds」に「Yukimai Kyoto」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「白峰(京都)」であった。 |
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