キャンベル家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 06:11 UTC 版)
キャンベル子爵(Viscount of Campbell) 声 - 堀勝之祐 キャンベル家の当主。世襲貴族であり成り上り者に対する侮蔑感を抱いている。ウィリアムとエレノアの婚約は経済的な有用性から認めたに過ぎず、一貫してジョーンズ家を見下した言動をとり続けている。 愛人がいるがその女性に対しても傲岸不遜な態度をとっている。 エレノアの婚約破棄の原因がエマであることを知り、オドネルに命じて彼女を誘拐させアメリカに置き去りにさせた。 アニメ版では、ジョーンズ商会の取引先に圧力をかけて、商会の経営を危機に陥れることもしている。 キャンベル夫人(Lady Campbell) 声 - 相沢恵子 エレノアら3姉妹の母。夫に愛人がいることを知りながらもそういうものと割切っており、子爵夫人としての務めを怠らない賢夫人である。しかしながら婚約を破棄され、傷ついているエレノアに夫子爵があまりに冷たい態度を取った時には思わず抗議するなど、娘たちには優しい母親でもある。 レディ・モニカ・ミルドレイク(Monica Mildrake) 声 - 井上喜久子 エレノアの次姉で華やかな美女。ミルドレイク伯爵夫人。エレノアを溺愛するあまり、彼女を傷つけたウィリアムに対して、自ら彼の家に乗り込み文句を付けるなど勝気な性格の持ち主で、自由奔放な行動力の持ち主。尊大な父子爵と、粛々と従う母夫人に反発しており、その態度を隠さない。エレノアの純粋な性格はこれまでの彼女の庇護によるものである。 エレノアの婚約の際にはショックを受け、インドへ傷心旅行に出かけた。帰国後はハキム・ガールズを幼くしたような3人の侍女たち(モニカ・ガールズ)を連れ歩いている。 夫であるフレデリック・ミルドレイク伯爵(Earl of Fredrick Mildrake)のことは好きでも嫌いでもなかったが、彼のプロポーズが一番情熱的で、モニカのためなら火中も辞せずの騎士道精神が一番だったから結婚した、とエレノアに語っている。 しかしながら夫に対して一定の愛情は抱いており、彼の前では貞淑で可愛い妻の態度を崩さない。父親が夫を「頭が弱い」と痛罵した際には、憤激のあまり絶句している。
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