キハ85形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 15:52 UTC 版)
「JR東海キハ85系気動車」の記事における「キハ85形」の解説
キハ85 1100番台に設置された車椅子対応座席、通路との段差を無くしている。 キハ85 1100番台の改造された車椅子対応の洋式トイレ。 0番台(1 - 14) 「ひだ」用として製造された非貫通タイプの普通先頭車。先頭部は大型曲面ガラスとルーフウインドウによって構成され、前面展望に配慮してある。定員60名。 100番台(101 - 119) 「ひだ」用として製造された貫通タイプの普通先頭車。幌アダプタを取り付けることで貫通路を構成することが可能。定員が0番台と同様のため、共通運用されることも多かった。トイレは和式。定員60名。 107は後述の落石衝突事故により廃車となり、代替として119が新製されている(台枠および機器類は廃車された107から流用)。2003年よりバリアフリー対策改造が施され、後述の1100番台へ改番したため番台消滅。 200番台(201 - 209) 「南紀」用として製造された貫通タイプの普通先頭車。車体の仕様は100番台と同一だが、男子用小便所を設置したため定員が減少し56名となった。 209は100番台と同様にバリアフリー対策改造が施され改番されている。 1100番台(1101 - 1106・1108 - 1119) 100番台をバリアフリー対応改造した形式。高床構造であった車内座席を一部改造し段差をなくした車椅子対応座席を配置、トイレも車椅子対応の洋式に改造したもの。2003年に登場した番台区分。 定員が減少し50名となったため、元番号+1000とされた。現在は100番台全車に施工済み。 改造時点で種車が廃車となっていた関係で1107のみ欠番となっている。 1200番台(1209) キハ85形1100番台と同様のバリアフリー対応改造を209に施工したもの。元番号+1000となっている。
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