キサロハ182形550番台 (551 - 554)
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「国鉄キハ183系気動車」の記事における「キサロハ182形550番台 (551 - 554)」の解説
本系列唯一の付随車で、1991年に4両が日立製作所笠戸事業所で製作された。車体構造はクリスタルエクスプレス トマム & サホロ用キサロハ182-5101を基本としたダブルデッカー(2階建車両)。台車はN-TR239。1階に機械室、転換可能なソファタイプの座席を設けた2人用普通個室を5室(定員10名)、オーディオ装置、室内灯スイッチ、暖房調節装置を設置。2階は荷物室、変則2+1列のグリーン室(定員24人)、オーディオ装置、背面に液晶テレビを設置している(後に液晶テレビは撤去)。前位側にトイレ・洗面所の一体化ユニット、男子小便所、電話室。後位側に出入り台と車掌室、床置き式の冷房装置を設置する。外部は前位側の両面に「SUPER TOKACHI」の大型ロゴが入っていた。後に「おおぞら」にも使われるようになり、HET色に準じた配色に変更され、大型ロゴも「HET183」に変更された。最高運転速度は120 km/h。
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