キサロ90形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 18:51 UTC 版)
「国鉄キハ90系気動車」の記事における「キサロ90形」の解説
営業運行での試験に備え、1967年7月にキハ91 2 - キハ91 8とともに3両(1 - 3)が日本車輌製造(1・2)と新潟鐵工所(3)で製造された一等車である。車体構造は3枚折戸を備える以外は同時期のキロ28形に準じるが、編成全体のエンジン出力に余裕があり、また特急形のためのデータ取得の必要から付随車となった。このため、台車は前後ともTR205Aで、屋根上には放熱器が搭載されておらず、大きな窓と相まって編成中では目立つ存在であった。3両共にAU13A形分散式冷房装置6基と、床下に4DQ形冷房電源を搭載している。
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