カンガルー (ゲーム)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > カンガルー (ゲーム)の意味・解説 

カンガルー (ゲーム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/27 10:14 UTC 版)

カンガルー』は、1982年サン電子が開発し、岐阜特機およびサン電子から発売されたアーケードゲームである。 家庭用ゲーム機には移植されていなかったが、2020年7月16日アーケードアーカイブスNintendo Switch版とPlayStation 4版が配信された[1][2]

概要

ボクシンググローブを着けた母親カンガルーを操作して進むアクションゲーム。子カンガルーと出会えば1面クリア。全4面で構成されており、それ以降はループする。

操作は4方向レバーとボタン1つのみで、レバーを上に入れるとジャンプし、レバーを下に入れると伏せる。ボタンを押すと攻撃する。

敵と接触したり、敵の攻撃が当たるとミスとなる。

ステージで一定時間経過するとツッパリコングが現れる。負けたりぶつかったりするとボクシンググローブは奪われ、一定時間は攻撃できなくなる。

ベルを鳴らすと取ったフルーツが復活し、得点がアップする。フルーツの得点は100→200→400→800の順にアップする。

子供を助けると左上に表示された「BONUS」が加算される。

2周目以降から敵の攻撃が激しくなり、リンゴも中段で飛んでくることがある。

ストーリー

さあ大変、子供カンガルーがサルの軍団に誘拐されてしまった。それを知った母親カンガルーは、自慢のパンチ力と脚力で、子供を助け出すためにひとりサルの国へと入っていった。

BGM

本作のBGMは、スタート又はステージ開始時のBGMは「トルコ行進曲」、ステージBGMは「アメリカンパトロール」(ディップスイッチ設定で足音にすることが可能)、ステージクリア時のBGMは「おおスザンナ」、ベルを鳴らした時のBGMは「ウェストミンスターの鐘」が使われている。

移植

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 売上本数 備考
1 カンガルー 2020年7月16日[1][2]
Nintendo Switch
PlayStation 4
サン電子 ハムスター ダウンロード
(アーケードアーカイブス)
- -

余談

  • 段差は飛び降りないとミスになってしまう。
  • LEVEL表示は1行しか無いため、10周目以降の表示はアルファベットになる。
  • サービスボタンを100回押すかコインを100枚入れるとクレジットは00になり、またコインを投入するとクレジットは1になり、「1 OR 2 PLAYERS BUTTON」から「ONLY 1 PLAYER BUTTON」になる。実質101以上はカウントされない。
  • 999900点を超えるとスコアが0からになる。
  • 敵の攻撃により、たまに回避不能になる。
  • 攻撃不能時にボタンを押すとを白旗を振る。
  • 北米地域ではアタリから発売されている。タイトル画面のコピーライト表記は「1982 SUN ELECTRONICS CORP.」が「1982 ATARI,INC.」になっており、子供の吹き出しの文字は「ママ!」が「MOM」になっている。また、アップライト筐体も存在する。
  • 北米ではAtari 800Atari 2600Atari 5200に移植されているが、日本国内では移植されていない。
  • 1983年にCBSで放送した「Saturday Supercade」でアニメ化されている。1984年9月8日から12月1日まで放送されていた。なお、舞台は動物園であり、原作とは異なる内容だった。日本国内では放送されていない。

脚注

外部リンク


「カンガルー (ゲーム)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「カンガルー (ゲーム)」の関連用語

カンガルー (ゲーム)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



カンガルー (ゲーム)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのカンガルー (ゲーム) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS