カリストゥス3世 (対立教皇)とは? わかりやすく解説

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カリストゥス3世 (対立教皇)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/27 09:17 UTC 版)

カリストゥス3世
第30代 ローマ対立教皇
教皇就任 1168年
教皇離任 1178年
先代 パスカリス3世
次代 インノケンティウス3世
個人情報
その他のカリストゥス
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カリストゥス3世(生没年不明)は、ローマ教皇であるアレクサンデル3世対立教皇である(在位:1168年 - 1178年)。

生涯

神聖ローマ皇帝であるフリードリヒ1世(バルバロッサ・赤髭王)が教皇のアレクサンデル3世と対抗するために擁立した3人目の対立教皇である。フリードリヒ1世は教皇とのイタリア支配権をめぐる争いに決着をつけるためにイタリア遠征を行なったが、ロンバルディア同盟ハインリヒ獅子公の抵抗を受けて1176年レニャーノの戦いで大敗した。

このためフリードリヒ1世は方針を和平に転換してアナーニ条約を締結した。そしてカリストゥス3世はフリードリヒ1世の後ろ盾を失って教皇としての地位も保てなくなった。アレクサンデル3世はカリストゥス3世を哀れに思って修道院長に任命するも拒否する。しかし1178年、アレクサンデル3世に身の安全を条件にして降伏した。

参考文献




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