カミノマサリ【カミノマサリ】(食用作物)
登録番号 | 第13870号 | |
登録年月日 | 2006年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | カミノマサリ よみ:カミノマサリ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 野山博敏 | |
品種登録者の住所 | 熊本県宇城市松橋町豊福901番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 野山博敏、野山まさ子 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ミナミニシキ」の変異株から育成された固定品種であり、育成地(熊本県宇城市松橋町)における成熟期は晩生の晩、草型が極穂重、稈長が極長の水稲、粳種である。草型は極穂重、稈長は極長、稈の細太は極太、剛柔は剛、止葉の直立の程度は立、葉身及び葉鞘の色は濃緑である。穂長は長、穂数は少、粒着密度は密、穂軸の抽出度は中、穂型は紡錘状、穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄、芒の有無と多少は稀、芒長は短、芒色は黄白-黄である。玄米の形及び大小は中、色沢はやや濃、精玄米千粒重はやや小、玄米の見かけの品質は中の上、光沢は良、香りは無、腹白の多少は極少、食味は上の下である。水稲・陸稲の別は水稲、粳・糯の別は粳、出穂期及び成熟期は晩生の晩、穂揃日数は長、穂発芽性はやや難、耐倒伏性は中、脱粒性はやや易、地上部全重は中である。葉いもちほ場抵抗性は中である。アミロース含量はやや低、蛋白質含量は中である。「ミナミニシキ」及び「ヒノヒカリ」と比較して、稈長が長いこと、稈が太いこと、出穂期が晩いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和57年に育成者のほ場(熊本県宇城市松橋町)において、「ミナミニシキ」の中から変異株を発見し、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、平成4年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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