カウラ事件の研究
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/14 18:55 UTC 版)
カウラ事件研究者でもあり、同事件を、現代日本社会の諸問題に通じるモデルケースとして捉え、調査・研究を進めている。 1995年、ノンフィクション『生きて虜囚の辱めを受けず』(原作ハリー・ゴードン)を翻訳。2005年には、自著『ロスト・オフィサー』(2005年)を発表する傍ら、NHKハイビジョン特集『カウラの大脱走〜オーストラリア日本兵捕虜・60年目の証言』(110分番組・2005年放送)を立案、資料提供者として制作に協力。2008年にも、日本テレビの2時間ドラマ『あの日、僕らの命はトイレットペーパーよりも軽かった〜カウラ捕虜収容所からの大脱走』に制作協力。2012年には、「2012日豪親善カウラ・ヘイ捕虜収容所跡地訪問団」に団長として参加、現地オーストラリアの各テレビ局・新聞社に取り上げられる中、日豪親善をアピールした。2014年、博士論文『カウラ事件(1944)の研究―捕虜の日々を生きた日本兵たちの「日常」からの再考察―』により、お茶の水女子大学より博士(人文科学)の学位を授与された。
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