OHSAS18001
読み方:オー・サス
OHSASは労働安全衛生アセスメントシリーズのことであり、次の2つの規格から構成される規格の総称である。
・ OHSAS 18001 (労働安全衛生マネジメントシステムの使用 …要求事項を記述)
・ OHSAS 18002 (OHSAS 18001実施のための指針)
仕様規格のOHSAS18001は、ISO9001やISO14001が「品質」と「環境」のマネジメントシステムの仕様規格であることに対応している。
また、「労働安全衛生マネジメントシステム対訳と解説」(発行:日本規格協会)の中で、OHSAS18001は、労働安全衛生の結果についての数値的な基準値を取り決めるものではなく、経営管理システムとしての活動の手順や組織のあり方などについて必要事項をまとめたマネジメントシステムの規格であるとしている。
この規格は、先に述べたようにまだISOやILOによる仕様規格にはなっておらず、国際的に活動している審査機関によって審査登録に使用できる規格として作成された。
1999年4月に発行されたこの規格は、2007年7月に改訂された。改訂の主なポイントは以下の通りである。
・ 労働安全衛生マネジメントシステムに関する国家規格の基礎としてのOHSAS18001の採用が増えている事を反映し 、「Specification-仕様」ではなく、「Standard-標準規格」と位置づけられる。
・ 「衛生」面の重要性が強調される。
・ 「4.3.1 リスクアセスメント」において、OHS計画の一部として、管理策を決定する際に階層(順序)を考慮する、という新たな要求事項が追加 される。
・ 「変更管理」の必要性が明確に言及される。
・ 「4.4.3 コミュニケーション」において、参加と協議についての新たな要求事項が追加される。
・ 法規制及びその他の要求事項 の順守の章が、新たに設けられる。
OHSASは労働安全衛生アセスメントシリーズのことであり、次の2つの規格から構成される規格の総称である。
・ OHSAS 18001 (労働安全衛生マネジメントシステムの使用 …要求事項を記述)
・ OHSAS 18002 (OHSAS 18001実施のための指針)
仕様規格のOHSAS18001は、ISO9001やISO14001が「品質」と「環境」のマネジメントシステムの仕様規格であることに対応している。
また、「労働安全衛生マネジメントシステム対訳と解説」(発行:日本規格協会)の中で、OHSAS18001は、労働安全衛生の結果についての数値的な基準値を取り決めるものではなく、経営管理システムとしての活動の手順や組織のあり方などについて必要事項をまとめたマネジメントシステムの規格であるとしている。
この規格は、先に述べたようにまだISOやILOによる仕様規格にはなっておらず、国際的に活動している審査機関によって審査登録に使用できる規格として作成された。
1999年4月に発行されたこの規格は、2007年7月に改訂された。改訂の主なポイントは以下の通りである。
・ 労働安全衛生マネジメントシステムに関する国家規格の基礎としてのOHSAS18001の採用が増えている事を反映し 、「Specification-仕様」ではなく、「Standard-標準規格」と位置づけられる。
・ 「衛生」面の重要性が強調される。
・ 「4.3.1 リスクアセスメント」において、OHS計画の一部として、管理策を決定する際に階層(順序)を考慮する、という新たな要求事項が追加 される。
・ 「変更管理」の必要性が明確に言及される。
・ 「4.4.3 コミュニケーション」において、参加と協議についての新たな要求事項が追加される。
・ 法規制及びその他の要求事項 の順守の章が、新たに設けられる。
- オー・サスのページへのリンク