オリジナル・ルネッサンス(1969年 - 1970年)
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ブルースロック・バンド「ヤードバーズ」のメンバーだったキース・レルフ(ボーカル、ギター)とジム・マッカーティ(ドラムス)の2人は、1968年のバンド解散後に、フォーク・デュオ「トゥゲザー」を結成。そして翌1969年、新たに元ザ・ハードのルイス・セナモ(ベース)、元ナッシュヴィル・ティーンズのジョン・ホウケン(キーボード)、キースの妹ジェーン・レルフ(ボーカル)の3人を加えた5人編成で、ロックバンド「ルネッサンス」を結成する。 同年に、セルフタイトルのデビュー・アルバム『ルネッサンス』を発表。音楽性はヤードバーズ時代のブルースとは打って変わり、フォーク・ロックにクラシック音楽を加味したサウンドであった。 1970年、次作の制作に着手するものの、バンドは徐々に終息し解散状態に陥る。しかしアルバム契約の履行があるため、ジェーン・レルフとジョン・ホウケンが暫くの間まで残留し、キースらは現場を離れ支援する形に止どまった。その後、ホウケンの人脈からマイケル・ダンフォードらが協力して制作を引き継ぎ、翌1971年に紆余曲折を経て完成した2ndアルバム『幻想のルネッサンス』をリリースする。 この時代を次期ラインナップと区別するため、俗に「オリジナル・ルネッサンス」とも呼ばれている。その遺志はジェーンら旧メンバーが集結し、もう一つのルネッサンスとして発足したバンド「イリュージョン」(Illusion)に受け継がれた。
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